パシフィコ横浜で開催される 画像センシング展 2022 へ出展します

アルシスデータ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:吉川茂男・沓沢拓、以下当社)は、国内外の画像処理機器・センシング技術が一堂に会する「画像センシング展 2022」に出展致します。

今回の画像センシング展 2022に係る、当社展示の概要は以下の通りです。

https://www.adcom-media.co.jp/iss/


■出展背景・要旨

弊社は、独自の数学的基礎研究により、革新的なデコンボリューション技術を開発する研究開発企業です。

これまでに半導体、バイオ、検査装置、航空宇宙、インフラ、セキュリティ、大学との共同研究など様々な産業・アカデミック領域で実績を積み重ね、従来のデコンボリューション法では解決できなかった処理速度、低計算量、分解能向上によってお客様の課題を解決しています。


本年度の画像センシング展 2022では、ブラインド・デコンボリューション製品RINGシリーズを展示の目玉として、応用事例についてもご紹介いたします。

代表的なものとしては、鮮鋭化画像をデスクトップPCで確認するための「RING Viewer」、クラウド環境で気軽に鮮鋭化をお試しいただける「RING Cloud」、当該技術を高精細な8Kカメラとローカル5G通信によってプラットフォーム化した「ASCA」の3点についてプロトタイプ&コンセプト展示致します。


いずれも、RINGシリーズに搭載された開発APIを用いて実装したアプリケーションとなっており、お客様の製品やソリューション開発にRINGが幅広い可能性を持つことをイメージいただける展示となります。


■展示の見どころ:

・ブラインド・デコンボリューション製品

 RING1.6系、2.2系、3.2系(プロトタイプ)


・RING1.X系APIを用いたデスクトップアプリケーション

 RING Viewer 1.X


・RING2.X系APIを用いたウェブアプリケーション

 RING Cloud 1.X系


・RING1.X系APIを用いたソリューション開発事例

 8Kカメラでのデコンボリューション+L5G通信との組み合わせ

 ※鮮鋭化→後工程でのマーケティング&セキュリティソリューション


■RING の特長

RING ( Restoration with INtegral Geometry technology ) は、当社が完全に独自開発した、レンズ特性(PSF)に左右されない「ブラインド・デコンボリューション」技術の略称です。

従来の物理的なアプローチでなく、純粋数学的なアプローチから発明した、100%国産の極めてユニークな技術です。


1.超高速性能(4K画像10msec以下。従来比100万倍の高速性能)を達成

2.低消費電力(=低計算量)

3.鮮鋭化特性向上(低ノイズ、低ア-チファクト化)

4.API化によるアプリケーション連携

5.高圧縮・高画質な独自コーデック


2021年12月に発表した1.5系からAPIが実装されたことで大幅な進化を遂げており、研究・産業用途で実績が増え続けています。


■デモンストレーション予定

展示会期間は、担当者が当該技術、開発アプリの説明、及び実際の動作デモンストレーションを実施させていただきます。


<見どころ>

RING 及び API を用いた開発プロトタイプ展示

1.汎用PCとOpto IM-Series光学顕微鏡を用いた RING / RING Viewer の動作デモ

 鮮鋭化特性、API連携、超高速性能

2.RING Cloudの動作デモ

 クラウドへの解析対象アップロード~解析結果通知まで

3.RING API を用いたソリューションの動作デモ

 8Kカメラ+Local 5G を用いたRING+マーケティングカメラ、セキュリティカメラへの応用


■対象となるお客様

<RING API>

①他社と差別化した製品を作りたいメーカーのお客様

 例:デコンボリューションカメラ開発、デスクトップアプリケーションへのデコンボリューション・モードの機能追加(4K/8K検査装置、顕微鏡、内視鏡、ドローンなど)、デコンボリューション・コーデックによる高画質・高圧縮伝送による高スループット製品の開発


②新技術を使って新たなソリューションを開発したいシステムインテグレーターのお客様

 例:デコンボリューションカメラ→鮮鋭化像の機械学習・AI→マーケティングやセキュリティ応用、クラウドサービスの提供


<RING APP>

①大容量画像データによる課題をお持ちのお客様

 例:高速性能を要求される検査装置、監視カメラ、衛星カメラ、クリエイティブ、ストレージベンダー、ISP、インフラ・警備(遠距離無線通信)など


②画像データに起因する電力消費量に課題をお持ちのお客様

 例:携帯電話メーカー、カメラメーカー、モジュールメーカー(自動運転等)、データセンターなど


③画像の鮮鋭化・高画質化に課題をお持ちのお客様

 例:イメージセンサー、顕微鏡、外観検査、研究機関、航空宇宙、バイオ、防犯、マーケティングなど


■受賞歴

当技術は、2016年に発明者の西形が WIRED x Audi INNOVATION AWARD 2016: Next Innovator として選出されたことを皮切りに、2019年には「第31回・中小企業優秀新技術・新製品賞」のソフトウェア部門にて「優秀賞」を受賞。2020年には、東京都中小企業振興公社「革新サービス助成」事業にも採択されるなど、国内外において高い評価を獲得しています。


■開催概要

会場は検温、消毒、入場制限等で万全のコロナ対策を行っております。

皆様のご来場を、心よりお待ちしております。


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【開催概要】

名称: 画像センシング展 2022

    https://www.adcom-media.co.jp/iss/

主催: アドコム・メディア株式会社

日時: 2022年6月8日(水)~6月10日(金) 10:00~17:00

場所: パシフィコ横浜 展示ホールD

ブース番号: 61

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■本リリースに関する連絡先

アルシスデータ株式会社

https://www.alxisdata.co.jp/pages/5046922/contact

〒150-6031

東京都渋谷区恵比寿 4-20-3 恵比寿ガーデンプレイスタワー31階

アルシスデータ株式会社 | ALXIS DATA, Inc. | 世界最先端の画像鮮鋭化技術研究開発企業