web3.0を活用した画像データ共有プラットフォーム開発プロジェクト「ノードX」クラウドファンディングを開始しました

アルシスデータ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:西形 淳、以下当社)は、web3.0画像データ共有プラットフォームの提供を目指し、2023年7月24日よりクラウドファンディングを開始いたしました。


画像共有ストレージ開発プロジェクト「ノードX」とは

web3.0の秘密分散技術と画像鮮鋭化技術をMIXした、非中央集権・画像共有ストレージの開発プロジェクトです。

このプロジェクトの目標は、個人や企業ユーザーが撮影した画像データをweb3.0のプラットフォーム上に保管する機能の開発と、データを保管する際に元画像をより綺麗にする「鮮鋭化(デュアルレゾリューション=デコンボリューション+超解像)」機能の実装を行い、クラウドファンディングを通して初期ユーザーを募集し、より多くの方にプラットフォームを利用いただくことです。

このプラットフォームの技術実証は完了していますが、まだ製品として提供できるレベルにはないため、さらなるアップデートが必要です。より多くの方にご支援いただきながら、一緒にサービスを作っていきたいと考えています。




プロジェクト「ノードX」開始背景

市場背景:近年、例えば自動運転で使うカメラはもちろん、 iPhoneのカメラに3台のレンズ・センサーが搭載されるなど、カメラ=センサーの個数は飛躍的に増加しています。まもなく、世界中に1兆個のセンサーが動く「トリリオン・センサー(TSensorsTM:Trillion Sensors)」時代が到来されると予測されていて、その市場規模は約3兆円であり、今後も拡大が続く見込みです。

さらに、カメラ(センサー)の増加=データ量の増加も爆発的で、米国のIDCの調べでは、2025年に175兆ギガバイトという途方もないデータ量が処理されることが予測されています。



参考:Data Age 2025: the datasphere and data-readiness from edge to core


カメラの需要の増加は、同時に「撮影した画像を綺麗にする技術(デコンボリューションや超解像)」のニーズが高まることを意味しています。当社では、10年以上にわたってこれらの技術を独自開発しており、すでに最先端の研究を行っている多くの大学や企業で利用されていますが、大量に撮影された写真・画像データを安全に保管するニーズは年々高まっています。これは、カメラや映像を扱っている一般の方々も同じで、そういったニーズに応える新たなサービスが必要だと考えました。



なぜ、既存のクラウドサービスではなく、web3.0の画像共有ストレージなのか?

既存のクラウドストレージサービスを利用すると、簡単かつスピーディーに保存することができます。

しかし、扱うデータ量が膨大である場合、機密情報を多く含む場合には、以下のような課題が生じます。

・保存容量(ストレージサイズ)が足りない

・全部保存するためにはコストが掛かりすぎる

・セキュリティ面に不安がある(サービス提供者がデータを検閲することができるため)



web3.0の技術が有効な理由

我々が起用したweb3.0の秘密分散技術は、特定の事業者にデータを預けるのではなく、世界中に分散したコンピューター1台1台にデータを保存できる、全く新しいデータ保存の仕組みです。仮に、もし全世界のパソコンを秘密分散技術に接続することができれば、特定の事業者に依存せず、即座に大量のデータを扱うことができます。


このweb3.0の秘密分散技術であれば、既存のクラウドサービスにおける課題を一気に解決することができると考えました。

そこで、web3.0の秘密分散技術を利用した画像データ共有プラットフォームプロジェクト「ノードX」を立ち上げ、「画像に関わる人々の未来を支えたい」という想いでクラウドファンディングの実施に至りました。



クラウドファンディング概要

・実施期間:2023年7月24日〜2023年8月31日まで

・目標金額:100万円

・資金用途:プラットフォームの開発資金、サービス維持費等

・リターンの一例:

-秘密分散ストレージの利用及びデコンボリューション技術による画像鮮鋭化サービスの利用(1年間)

-現役エンジニアによるハンズオンでのweb3.0勉強会の参加

-記念パーティーへのご招待

-特典NFTの配布

-暗号通貨、ブロックチェーンのパイオニアとして、数々のビックプロジェクトに携わってきた業界人、篠原ヒロさんとの食事会  他多数

プロジェクトURL:https://camp-fire.jp/projects/view/653602?utm_campaign=cp_po_share_mypage_projects_show



■オンライン説明会の開催について

下記日程で説明会を開催させていただきます。

<第1回開催日程>

①8月 9日 (水曜日)⋅16:00~17:00

②8月 9日 (水曜日)⋅19:00~20:00

<第2回開催日程>

③8月 18日 (金曜日)⋅16:00~17:00


リターンを迷われている方、web3.0やクラウドファンディングの内容についてもっと知りたい方、お話を聞きたい方など、どなたでもお気軽にご参加くださいませ。



■画像共有ストレージ開発プロジェクト「ノードX」で実現できること

・プラットフォームにアップロードした画像を保存

・プラットフォームの(任意の)ユーザー同士で画像を共有

・アップロードした画像の持ち主を証明

・アップロードした画像が加工・編集されていないか保証

・ぼやけた画像を鮮鋭化技術※を用いて綺麗にする



※画像鮮鋭化イメージ(デコンボリューションによりボケの最大2倍の改善、超解像により最大8倍の画素補間が期待できます。)

また、正式提供開始後には、より幅広いシーンにおける活用の可能性を模索しています。



■メッセージ

次世代web3.0のプラットフォームと当社の画像鮮鋭化技術を組み合わせることで、画像データ爆発の時代において、市場の成長を牽引できるのではないかと考えています。

web3.0に興味がある方、秘密分散技術、ブロックチェーンなど新しい技術に興味がある方、画像鮮鋭化のデコンボリューション技術に興味がある方、様々な興味関心がある方からの応援を募っています。

是非、画像の世界にイノベーションを起こし、日本の産業の未来を創造する「ノードX」プロジェクトにご参加ください。

皆様のご支援を心よりお待ちしております。



■画像鮮鋭化技術「RING」について

当社が開発した画像鮮鋭化技術は、鮮鋭化・超高速処理・低消費電力に優れており、デジタル光学系を活用するあらゆる領域に応用が可能なソフトウェアです。研究機関、航空宇宙、防犯など様々なシーンで活用されています。

https://www.alxisdata.co.jp/pages/5405695/products


■アルシスデータ株式会社について

従来の画像鮮鋭化「デコンボリューション」の既成概念を一転させる、革新的な「デュアルレゾリューション」と呼ばれるアルゴリズムを開発しています。純粋数学の理論をゼロから構築し、従来の光学系のモデルを置き換えることによって、これまで不可能と思われた鮮鋭化・超高速・低消費電力を実現。高い性能を持ちながら環境にも優しいエコな技術に挑戦しています。その開発/経営メンバーは京大・東大・理科大・ハーバード(MPA)・MBAホルダー・元ソニー出身の研究者やweb3.0の実務家で構成され、次世代のメガベンチャーとして注目されています。


■会社概要

会社名 :アルシスデータ株式会社

所 在 地 :東京都渋谷区恵比寿4-20-3 恵比寿ガーデンプレイスタワー31F

代表者 :代表取締役 西形 淳、吉川 茂男※共同代表

事業内容:画像解析技術の研究開発、ライセンス/ソフトウェア販売、組み込みデバイス/ハードウェアの共同開発・販売、各種カメラ、マイクロスコープ、センサー、周辺機器のコンサルティングおよび販売

URL  : https://www.alxisdata.co.jp/